作品説明
チートアイテム管理局のお仕事EX 散々ヤラれた後だし、どうせ全部忘れるから、被害者つまみ食いしてもいいよね










作品の概要
『チートアイテム管理局のお仕事EX 散々ヤラれた後だし、どうせ全部忘れるから、被害者つまみ食いしてもいいよね』は、にゅう工房が2024年12月1日にコミケ105で発表した、全50ページに及ぶハード系成人向け同人誌。この作品は、『チートアイテム管理局』という、一般人には隠された組織を舞台に、時間停止や洗脳、絶対服従といった超常的なチートアイテムによって搾取・蹂躙された女性たちを「回収・回復」するという、皮肉に満ちた設定で進む。主人公はバイト職員としてその現場に立ち、先輩の指示のもと、被害者を「脳洗い」して記憶を消去し、解放する役割を担う。しかし、その「回復作業」の裏では、彼の欲望が露骨に暴走する。監視のない部屋、忘れるはずの被害者、誰にも知られない罪。その隙間を突いて、彼は「どうせ忘れるんだから、ちょっとだけ…」と、自らの欲望を許してしまう。そして、その一瞬の甘い罪が、次第に日常化し、組織のルールすらも歪めていく。この作品は、単なるエロシーンの羅列ではなく、「許された悪」の心理的堕落を、緻密に描き出す、極めて完成度の高いダークエロティシズムの傑作だ。
サークルの紹介
にゅう工房は、近年の同人界で急速にその名を轟かせた、ハード系・常識改変系の金字塔的存在。その作品群は、一見すると「ヤリたい放題」の単純な欲望の吐露に見えるが、その奥には「社会的規範の崩壊」「権力の不正使用」「記憶と自由意志の相対性」など、哲学的・倫理的な問いを潜ませている。『バイト先がチートマッサージ店だった件EX』や『500円で売春確定チート』など、日常の平穏を一瞬で破壊する「チート」を軸に、その瞬間の快楽とその後の空白を、冷徹かつ快感的に描き出す。特に『チートアイテム管理局』シリーズは、にゅう工房の代表作として、シリーズ累計1500以上のブックマークを記録。その理由は、単なる「エロ」ではなく、「なぜ人は罪を犯すのか」「忘れるという行為は救済なのか、それとも共犯なのか」という問いを、身体的快楽という形で突きつけてくる点にある。作画を手がける三日三晩のイラストは、女性のアヘ顔や体の歪み、瞳の輝きや涙の粒まで、極限までリアルに描写。まるでカメラで撮影されたかのような臨場感が、読者を「現実と非現実の境界」へと引き込む。
見どころポイントや独自の感想
この作品の最大の魅力は、「悪が正当化される瞬間」の描写にある。主人公は、最初は「ただのバイト」だと思っている。被害者の記憶を消すのは「仕事」。その行為は「救済」だ。しかし、監視のない部屋で、一人の正気のまま弄ばれた少女が震えながら彼を見つめるその瞬間、彼の心の奥底に眠っていた「許された罪」が、一気に花開く。彼は「これは罪ではない。彼女は忘れる。だから、これはただの仕事の延長だ」と自分に言い聞かせる。この自我の正当化のプロセスが、圧倒的な緊張感を生む。読者は、彼の心の堕落を、まるで自分が犯しているかのように体感する。
また、「時間停止」の場面は、単なる性行為の延長ではない。時間の流れが止まった世界で、彼は少女の体を自由に弄ぶ。その中で、彼は「この子は今、何も感じていない。だから、何をしてもいい」という幻想に酔う。しかし、時間の流れが再開した瞬間、少女の瞳に「恐怖」が戻るその瞬間の描写は、読者の心を抉る。彼は「忘れる」ことを理由に、その恐怖を無視する。この繰り返しが、作品の恐怖と快楽の両輪となる。
そして、最終章の「先輩が絶対服従状態に陥る」展開は、まさに神回。自分が「加害者」であるはずが、今度は「被害者」に転落する。この逆転が、作品のテーマを一気に深化させる。「誰もが加害者になり得る」「誰もが被害者になり得る」その不条理さが、読者の心に深く刺さる。この作品は、単なる「中出し」「アナル」「アヘ顔」の集積ではない。それは、「快楽の裏にある、人間の弱さと罪の本質」を、血と汗と精液で描き出した、現代のエロティック・ホラーである。
こんな人におすすめ
- 「常識の壁をぶち壊す」エロを求める人「これはダメだ」と思っても、ついページをめくってしまうような、倫理的に危険な快楽を味わいたい人へ。
- 「心理的堕落」を描いた作品に共感できる人『パラサイト』や『悪の華』のような、人間の暗部を冷静に観察する作品が好きな人におすすめ。
- 「洗脳」「時間停止」「絶対服従」などのチート要素を、エロに活かす技に感動する人単なる設定ではなく、その能力が「快楽の道具」としてどのように機能するか、緻密に描かれている。
- 「被害者を弄ぶ」シーンに、罪悪感と快感の両方を感じる人「悪いことをしている」と気づきながらも、止められない。その葛藤が、この作品の真骨頂だ。
- にゅう工房の他の作品(例:チートマッサージ店EX)をすでに読んだ人このシリーズの完成形。これまでの「チート」の可能性が、ここに極限まで引き伸ばされている。
この作品は、読者に「あなたは、彼と同じことをするだろうか?」と問いかける。答えは、きっと、誰にも言えない。だからこそ、この50ページは、あなたの心の奥底に、永遠に残る。覚悟を決めて、ページを開いてみよう。忘れるのは、あなたかもしれない。
チートアイテム管理局のお仕事EXレビュー 被害者つまみ食いの黒い魅力




