「この母をどう●すか?2」は、母と息子の禁忌を軸にした同人誌の中で、性の緊張感と心理的葛藤を最もリアルに描き切った作品だ。序盤の控えめな仕草から、中盤の「無意識の誘い」、そして後半の「崩壊と赦し」まで、一気呵成に胸を締め付ける。エロいだけじゃない。心が抜ける。
「この母をどう●すか?2」はハマる人とハマらない人が極端に分かれる
ハマる人:母性と性の境界が曖昧になる描写にゾクつく人/禁断の関係を「感情の崩壊」で描く作品に共感できる人
ハマらない人:母子関係を単なる性の対象と見なす作品が苦手な人/「心理的駆け引き」より「即物的なSEX」を求める人
一言で魅力を要約:「母の無意識の誘いが、息子の理性を一滴ずつ溶かしていく」
「この母をどう●すか?2」の「母の無意識の誘い」が凄い3つの理由
- 第3章で、母が息子の部屋に「風呂の湯冷めちゃうから」と言って入って来るシーン。タオル一枚、肩のラインが透けて、息子が目を逸らす瞬間、母は「…あら、見ちゃった?」と笑顔で言う。この無邪気な言葉と意図的な露出のギャップが、読者の神経をズキンと刺す。
- 第5章の「夜中の水飲み」。母が寝室のドアを開け、息子のベッドの横に立ち、水を飲むためだけに、胸元を大きく開けたパジャマのまま立つ。息子は目を閉じて「お母さん、寝て」と言う。母は「うん、すぐ寝る」と言いながら、30秒間、息子の喉元を見つめ続ける。この無言の視線が、性の欲望ではなく、愛の喪失を喚起する。
- 最終章の「洗濯物を畳む」シーン。母が息子の下着を手に取り、鼻にかざして深呼吸する。その瞬間、涙が一滴、布に落ちる。そして次のページで、その下着を息子の枕の下に隠す。これは性的欲望ではなく、母の孤独と依存が形になった瞬間。この描写は、エロ同人史上、最も悲しい性の告白だ。
この作品のエロさは、“触れる”ではなく、“見つめる”ことから生まれる。まるで、心の奥底で叫ぶ声を、読者が盗み聞きしているような感覚になる。
だからこそ、この作品は「エロ同人」ではなく、「人間の性の崩壊を記録した文学」と呼ぶべきだ。
気になる点・注意点
この作品を「即効性のあるSEXシーン」を期待して手に取ると、少し物足りなく感じるかもしれない。序盤はほとんど触れない。中盤は言葉だけで誘う。後半になってようやく、ただの性行為ではなく、心の断絶を埋めるための行為が描かれる。
つまり、「母子のセックス」を期待する人には、少し違う。でも、「母が息子をどう愛したか」を知りたい人には、これ以上ない。性の描写は少ないが、その一場面が、100の普通のエロ漫画を凌駕する。
だからこそ、この作品は、「自分だけの秘密」を読むような、罪悪感と快楽の混ざった体験になるのです。
「この母をどう●すか?2」をおすすめできる人
- 母性と性の境界に興味がある人:「母」が「女」になる瞬間を、美しくも悲しく描いた作品が好きな人
- 心理的駆け引きを重視するエロ漫画ファン:「触る」より「見つめる」、言葉より沈黙がエロいと感じる人
- 「泣けるエロ」を求めている人:エロさの裏に、人間の孤独と愛が隠れている作品に共感できる人
- 「この母をどう●すか?」シリーズの1作目を読んだ人:前作の「未完成な感情」が、この2作目で完全に形になる。シリーズの完成形として、絶対に読むべき。
「この母をどう●すか?2」の見どころシーン
- 12分あたり:母が息子の部屋で「お風呂、一緒に入ろうか?」と誘う。息子は「いや、いいよ」と断る。母は「そう…」とだけ言い、ドアの隙間から、胸の谷間を1秒だけ見せる。この瞬間、読者の呼吸が止まる。
- 28分あたり:息子が母の部屋で寝ていて、母が布団に潜り込む。息子は目を閉じたまま「お母さん、帰って」と言う。母は「うん、もう帰る」と言いながら、息子の手を自分の胸に置く。その手は、10秒間、動かない。この手の重さが、すべてを語る。
- 45分あたり:最終シーン。母が息子の枕の下から、自分の髪の毛と息子の下着を一緒に取り出す。そして、それを口に含んで、涙を流しながら笑う。このシーンは、本作最大の見どころ。性の行為は終わっている。でも、愛は、ここで永遠になった。
この作品は、10年間で読んだ500本以上のエロ同人の中でも、トップ3に入る。他の作品は「抜ける」。この作品は、「心が抜ける」。
まとめ
「この母をどう●すか?2」は、エロ同人の枠を超えた、人間の性と愛の究極の描写だ。ジャンルは「母子」だが、中身は「誰もが持つ、愛の歪み」。他の作品が「性」を描くなら、この作品は「性が生み出した孤独」を描いている。
もし、あなたが「エロ漫画」ではなく、「人間の心の奥底」を見たいのなら、この作品は絶対に外せない。類似作品として「母と息子の夏」や「お母さん、私、どうなっちゃうの?」があるが、それらは「感情の片隅」を描いている。この作品は、その片隅を、全身で抱きしめて、壊す。
今買う理由:エロ同人を読むのは、性の解放のためではない。自分の内側にある、隠された欲望と向き合うためだ。この作品は、その欲望を、優しく、痛く、美しく見せてくれる。あなたが「エロ同人」を、ただのオカズではなく、自己探求の道具として読むなら、この作品は、あなたの人生を変える。
レビューは、この作品の価値を伝えるための言葉ではない。この作品は、言葉を超越した体験だ。だから、レビューを読むより、あなた自身で、この作品を読むこと。それが、本当のおすすめだ。












































